源氏物語講座

『桐壺』にみる人生行事と数々の装い 講師:仙石 宗久

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『桐壺』には光君の誕生・着袴・読書始・元服そして一の宮の立坊など人生行事や臨時の行事がえがかれています。それら数々の場面に登場する人物はどのような色や文様の美しい装いだったのでしょう。そして各々の行事のルーツはなんだったのでしょう。
 その疑問を氷解させるべく実物の装束・装飾品を手にとって、楽しみながらわかり易く解説していく三回の講座です。

[講座内容]

手にとってみるもの 
第1回目 [誕生]  産湯の細長と童の細長
          御佩刀(みはかし)と守り刀・産屋の几帳と純白の十二単
第2回目 [着袴]  半尻・童直衣・童女の十二単(汗衫)・青石・根引の松と横目扇 
第3回目 [元服]  光君の童姿(赤色の闕腋束帯)・髪型と装飾・童の履物
          光君の大人姿(浅黄色の縫腋束帯)
          髪上げと空頂黒サク(巾責の字)と冠・大人の履物

講師紹介   仙石 宗久(せんごくむねひさ)
       特定非営利活動法人 有職文化研究所 代表理事 
       衣紋道高倉流二十五世宗家 宗会頭
       学習院女子大学 非常勤講師(有職故実)

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